紅い鷹

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南西の砂漠に居を構える盗賊の集団、行商のキャラバン隊やオアシス都市を襲撃して生計を立てている。
主な標的が豪商や貴族などの富裕層であること、貧しい人々にその分け前を与えている事もあり貧困層からは義賊的な扱いを受けている。

もともとは戦災孤児などが生きる糧を得る為に必然的に集まったものであったが、皆同じ境遇であるという共通点を持ち、

オーセンというカリスマが現われた事もあって組織内の結束は固く、集団戦では非常に統制のとれた動きをみせる。
「紅い鷹」という名称は当人達が付けたものではなく味方を識別する為に紅い布を巻いている姿を見て、
支持する貧困層の一人が「何者にもとらわれないあの空に舞う鷹のようだ」と言った事からこのように呼ばれるようになった。

紅い鷹の目的はただ1つ、安寧である。盗賊である彼らはどこの国にも受け入れてもらえず敵視されてきた。

目的を達する為にはオーセンを王とする国家を建設する以外にはない、という結論に達し、
今までの食料や金品を奪う為のゲリラ戦から本格的な侵略戦争へと舵をきる事になる。

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